公共施設(上水道、下水道、都市公園、道路)の比較 シリーズ:市町村合併 07
合併問題については、住民の皆さんの生活に関わる重要な問題です。そこで、町では、合併についてのパンフレットを作成し、全世帯に配布しますので、参考にしてください。
また、「合併問題を考えるうえで、住民の皆さんが今後どのような情報が必要であると思われているか」等を把握するために、2、500人の方を対象にアンケート調査を実施しますので、ご協力をお願いします。
今回のシリーズでは、1市4町(広島市・府中町・海田町・熊野町・坂町)の公共施設(上水道、下水道、都市公園、道路)について比較しました。
上水道
普及率は、広島市、府中町、海田町、坂町が100%に近い数値を示す中、熊野町は84.1%とやや整備が遅れています。
使用料を比較するために、1世帯あたりの月平均使用量を20㎥として比較すると、熊野町は、海田町の約3倍、広島市、府中町、坂町の約2倍強となっています。これは、海田町は豊富な自己水源を持っているのに対し、熊野町では、広島県から水を購入し、各戸に供給しているためです。
下水道
下水道の普及率は、広島市の整備開始時期が早く、安芸郡4町と比べて、普及率が高くなっています。
使用料は、熊野町が若干高くなっています。
都市公園
広島市はもとより、海田町は〔総合公園〕、府中町、坂町には〔地区公園〕と、規模の大きな公園がある他市町と比較し、熊野町では、小規模の公園が点在しており、一人当たりの公園面積はかなり低い数値となっています。
道路
舗装率に関しては、他市町と同水準ですが、幅員4メートル以上の道路の占める割合(道路改良率)は低い数値となっています。また、表中にはありませんが、県道矢野安浦線は国道31号線にも匹敵する交通量があり、慢性的渋滞を起こしています。
区分 | 単位 | 熊野町 | 広島市 | 府中町 | 海田町 | 坂町 | |
上水道 | 普及率 | % | 84.1 | 97.2 | 99.8 | 98.6 | 99.2 |
使用料 (20立法メートル使用時) |
円 | 4,357 | 1,875 | 1,875 | 1,460 | 1,875 | |
下水道 | 普及率 | % | 55.7 | 99.5 | 54.4 | 51.6 | 58.9 |
使用料 (20立法メートル使用時) |
円 | 2,250 | 1,740 | 1,740 | 1,430 | 2,000 | |
都市公園 | 1人当たり面積 | 平方メートル | 1.43 | 7.38 | 5.35 | 5.26 | 8.57 |
道路 | 舗装率 | % | 93.2 | 93.2 | 98.8 | 92.0 | 89.6 |
道路改良率 | % | 49.1 | 67.2 | 68.0 | 64.7 | 44.3 |
(資料)上水道、下水道については、平成12年度版 現況比較資料
都市公園、道路については、平成12年度末、各市町資料
(注)
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上水道普及率:給水人口/行政区域内人口
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上水道使用料には、メーター使用料、消費税は含まず。
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下水道普及率:現在排水人口/処理区域内人口 使用料に消費税は含まず。
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都市公園1人当たり面積:都市公園面積/行政区域内人口
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道路改良率:改良済道路延長/道路実延長(改良済道路→幅員4m以上の道路
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