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平成19年度 議会広報特別委員会視察報告

~第66回町村議会広報研修会~

 議会広報特別委員会委員長  大瀬戸 宏樹

 

こうほうしさつのしゃしん 2年に1度となった議会広報特別委員会の視察研修は、今年度、全国町村議会議長会主催の「第66回町村議会広報研修会」に参加することとなった。この研修会は、全国からの参加者が約500名という大規模なものであり、3人の講師による講演から具体的な広報誌の作り方を伝授するもので、中身も濃く各論の部分をじっくりと聴くことができた。

 始めは、「わかりやすい文章表現・表記について」という講演であった。その心構えとして、(1)想像力を働かせる(2)作成のスケジュールの中で、推敲の手間と時間を十分にかける(3)他の地域や分野の広報誌との比較研究をする(4)飽きさせない工夫をするといった説明を受けた。また、それを実際の文章に反映させるには、説明すると言うことはどういうことかを考え、分かりやすさの要素を積み上げるなど、具体的な例を交え説明を受けた。

 

こうほうしさつしゃしん2 次に、「情報時代に求められる自治体広報」についての講演であった。民間の視点から、これからの自治体の広報全般の捉え方の理論を、社会現象などを基に分析し、ネットワークの時代的変化を強調。メディアとしての観点から、これからの自治体広報に求めていくグローバルな内容であった。

 最後に、「美しい自然風景の撮り方」ということで、文字通り風景写真の撮り方の具体的な話を交えての講演である。講師は風景専門の写真家で、四季折々の美しい自然を独特の感性で表現している。日常何気ない光景でも、見方や感じ方ひとつで美しい絵になるということ。また、道具や技術も紹介し、コンパクトカメラでもハイレベルな写真は撮れるという趣旨でもあった。

 以上の3氏による講演は、本町の広報委員にとって少なからず影響を受けた。個々の感性を基に、議会広報という立場を逸脱せず、さらに親しみのある紙面づくりに、研修で学んだ内容を役立てていきたい。

 

 

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