けんこう通信 よい睡眠で生活リズムを整えよう
よい睡眠をとると、免疫力アップ・記憶力アップ・認知症予防など、いいことがたくさんあります。
反対に、毎日寝不足を感じたり、疲れがとれないと、昼間に頭がぼーっとしたり食欲が低下することもあります。
質の良い睡眠をとるポイント
朝
□決まった時間に起床
□太陽の光を浴びる(脳の時計がセットされます)
□朝食をとる(腹時計がセットされます)
おすすめ朝食の食材
トリプトファン:ヨーグルト、チーズなどの乳製品や豆腐、納豆などの大豆製品、卵などに含まれます。
ビタミンB6:バナナ、海苔、魚、肉などに含まれます。
トリプトファンとビタミンB6を朝食でとり、太陽の光を浴びることで、セロトニンが作られます。セロトニンは睡眠に必用なメラトニンを作るのに必用です。メラトニンはリラックスして眠れるような身体に変化させます。
○食欲がない朝は、バナナとヨーグルトだけでも食べましょう。
昼
□昼寝(午後1時~3時の間で30分以内)
□家事や趣味で身体を動かす
□明るいところで過ごす
【夕方】
□軽い運動をする(夕食からは居眠りをしないことがポイントです)
【夜】
□ぬるめのお風呂につかる
□アルコールやカフェインは避ける
□寝る1時間前から、スマホやテレビを控える
□寝床で悩み事を考えない(眠れないときは気分転換を!)
夜に良い睡眠を取るためには、朝起きる時間や、朝食、1日の過ごし方が関係しています。
できそうなことから取り組んでみましょう。しかし、生活習慣をかえても、眠れないことが続くようなら、専門家(かかりつけ医、心療内科等)に相談することも考えてみてください。また、睡眠不足の原因になるような悩み事やストレスは、一人で抱え込まずに誰かに打ち明けるとよいでしょう。定期的に開催している健康相談もぜびご利用ください。