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けんこう通信「子どもをスマホ依存から守ろう」(令和3年9月号)

コロナ渦による外出の自粛により家で過ごす時間が増えたことで、スマートフォンやゲームに費やす時間が増えているようです。 

家事をしている間1人で遊んでいてほしい、外出先で静かに過ごしてほしいといったちょっとした時間に使うつもりが、「用事が終わったのに使うのをやめない」、「やめさせると泣く・暴れる」、「睡眠時間をけずってまでも没頭する」というのは、コントロールができない危険信号です。

スマホ依存にさせないための方法

低年齢のうちから勝手に触らせない

1歳でも、自分でロックを解除して好きなアプリを開くという子もいます。子どもが勝手に操作しないように管理をしましょう。

暇な時間を過ごす方法を用意する

外出先で静かに過ごして欲しいとき、低年齢の子であればお気に入りのおもちゃや絵本などを持参するとよいでしょう。

事前にルールを決める

「1回に○分まで」「動画は○本で終わり」など、使い始める前に約束をしましょう。ルールを決めたら、「あと○分で終わりだよ」「この動画が終わったら今日はおしまい」など、終わる前に予告をしましょう。

子どもの前ではスマートフォンの使用を控える

親自身が常にスマホを見ていては、良いお手本になりません。子どもがいる時には遊びやコミュニケーションの時間も大切に。

スマートフォンに制限をかける

親の携帯電話から管理できるアプリやフィルタリングを使って、ゲームは1日○分まで、21時以降は使わないなど、制限時間が過ぎるとロックをかけることもできます。

親が見ている前でのみ使う

子ども部屋やトイレに隠れて使ったり、寝たふりをして布団の中で夜遅くまで使用していたりする子もいるようです。「使うときはリビングで」などのルール作りをしましょう。

他に夢中になれることを探す

親自身もスマートフォンを見る以外ストレス発散方法がない、子どもにどう接したらよいかわからないということがあるようです。親の得意な事・・・例えば料理を一緒にする、得意なスポーツを教えるなども良いかもしれません。

解決できない時は専門家に相談を

家庭だけで解決が難しい場合は、園や学校の先生、小児科医、児童精神科医、保健師などに相談しましょう。

 

町では、定期的に依存症相談を開催しています。アルコールだけでなく、子どものゲーム依存やスマホ依存の相談も受け付けています。気軽にご相談ください。

このページに関するお問い合わせ

熊野町健康福祉部 健康推進課

TEL/082-820-5637   FAX/082-854-8009

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