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けんこう通信 「おうちごはん」 を楽しんで~コロナ禍の食事もバランスよく食べよう~(令和3年1月号)

新型コロナウイルス感染症の流行で、「新しい生活様式」を取り入れた食生活にも様々な変化がありました。

・在宅勤務や外食控えで、自炊をする機会が増えた

・買い物に行く回数や人数を少なくして食材をまとめ買いするようになった

・長期保存できる食品のストックの推奨

・テイクアウト(持ち帰り)やデリバリー(配達)の充実などです。

家庭では、外出自粛要請時に家でこもって食事を作る意味の「巣ごもり飯」や、ホットプレート、たこ焼き器などの「巣ごもり調理家電」、みんなで作って食べる「おうちごはん」という新しい言葉も出てきて話題になりました。

どんなに食生活が変化しても、私たちの健康のために必要な「バランスよく食べること」は今までと変わりません。「バランスよい食事をおいしく楽しみたい、でも作るのは大変だし…」と思っている方に、負担軽減、時短調理のポイントをご紹介します。

下ごしらえで簡単・時短への近道へ!

食材のまとめ切りや保存テクニックで、作りたいときにすぐ使えます。

野菜は切って保存袋に入れ、空気を抜いて封をする。肉や魚は調味液に漬けて保存袋に入れる。袋に日付を記入してそれぞれ冷蔵・冷凍保存します。

シンプル調理でらくうま料理♪

調理の手順が少ないものにする(焼くだけ、炒めるだけ、煮るだけ)。そのままで食べられる食材(豆腐、納豆, 魚肉ソーセージなど)を常備しておくと便利です。

 ローリングストック法を取り入れましょう

長期保存可能な食品(缶詰、野菜ジュース、カップ麺、カップスープ、即席みそ汁など)を『買い物』→『保存・備蓄』→『食べる』(消費期限までに)→食べた分を『買い足す』→『保存・備蓄』→『食べる』…のサイクルを繰り返す仕組みです。ポイントは食べ慣れているもの、飲料で野菜・果物を確保、缶詰でたんぱく質(肉・魚・大豆類)、水やカセットコンロ・ガスボンベもあると安心です。常に一定量の食糧備蓄ができる方法で、普段の食事にも災害時にも役立ちます。

 頑張りすぎない自炊のすすめ

冷凍食品、カット野菜、お惣菜などを使用することで、包丁やまな板いらず、味付けいらずの調理が可能です。キッチンばさみ、ラップ、ビニール袋など、便利グッズも取り入れて。テイクアウト(持ち帰り)やデリバリー(配達)も上手に利用しつつ食事時間を充実させましょう。

 食材の旬や産地を知り、美味しくお得に

栄養価が高い、美味しい、出回る量が多く安価で手に入りやすい、お得な旬の食材をしっかり味わいましょう。

 安心・安全な食卓を心がけて

手洗い、調理器具や食器の清潔、食材の温度管理など調理、食べる場面での感染予防も大切です。ポイントは、個々のお皿に盛り付ける、取り箸や専用スプーンをつけるなど家族でも気をつかいましょう。安心・安全を心がけて、食事はおいしく楽しくいただきましょう。

 

このページに関するお問い合わせ

熊野町健康福祉部 健康推進課

TEL/082-820-5637   FAX/082-854-8009

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