けんこう通信 「アルコールとうまく付き合おう」 (令和2年12月号)
これからの季節、忘年会やクリスマスなどお酒を飲む機会が増えてくる方も多いのではないでしょうか。適度な飲酒は気持ちをリラックスさせるとともに、ストレスを解消させてくれます。一方で、大量の飲酒を続けていると、肝疾患だけでなく、がんや生活習慣病のリスクを高めます。アルコールとうまく付き合って、からだにやさしい年末を過ごしましょう。
アルコールとうまく付き合うポイント
適度な飲酒量を守る
・ビールなら中瓶1本(500mL)
・日本酒なら1合(180mL)
・ウイスキーならダブルで1杯(60mL)
・焼酎なら0.6合(110mL)
・ワインならグラス1.5杯(180mL)
注:成人男性の目安です。女性や高齢者では、目安はこれの1/2~2/3程度の量になります。
いろいろな種類のお酒を飲まない
いろいろな種類のお酒を一度に飲むのは控えましょう。飲んだお酒の量がわかりにくくなり、気づかないうちにお酒の量が増えてしまいます。
一気飲みは避ける
大量のアルコールを急激に摂取すると、アルコールを分解できず肝臓に負担がかかります。少しずつゆっくり飲むようにしましょう。
休肝日を設ける
アルコールの分解にはかなりの時間がかかります。肝臓を休ませるために、1週間に1~2日は休肝日を設けるようにしましょう。宴席でお酒を控えるのは、時に難しいこともあると思います。「休肝日」を決めるなど、1週間単位で酒量をコントロールしていくことも大切です。
熊野町では、「アルコール相談」を定期的に開催しています。ご自身の飲酒習慣を見直したい人や家族や周りに「お酒の飲みすぎじゃないかな?」と心配な人はぜひご利用ください。専門のスタッフが相談に応じます。また、健康相談でも相談を受けていますので、お気軽にご利用ください。
アルコール相談 日時:1月25日(月曜日) 13時30分~15時 場所:東部地域健康センター 予約:不要 |