けんこう通信 丈夫な歯をつくろう!~子どものむし歯予防~(令和元年8月)
丈夫な歯をつくろう!~子どものむし歯予防~
乳歯は酸に対する抵抗力(石灰化)が不十分のため、むし歯になりやすいといわれています。むし歯にならない方法としては、
(1)むし歯菌(ミュータンスレンサ球菌)をうつさない
(2)甘いものを控える
(3)歯を磨く
(4)歯を強くする
(5)定期的にプロフェッショナルケアを受ける等があります。
むし歯をうつさない
お母さんの口の中にむし歯菌が多いと、子どもも多くなるというデータがあります。保護者の口の中を清潔にするとともに、定期的に歯科受診し、プロフェッショナルケアを受けることをお勧めします
甘いものを控える
糖分の量が多いものや、食べかすが残りやすいものはむし歯になりやすいといわれています。むし歯菌にもっとも感染しやすい時期を過ぎる3歳までは、甘いお菓子を与えないことがむし歯予防に効果的です。
歯を磨く
乳歯が生えたら、歯を磨く習慣をつけましょう。本数が少ないうちから慣れさせることで、親子とも歯みがきが苦痛になることを防ぎます。また、定期的に歯科医院で、歯磨きの方法を指導してもらうことで、正しい歯磨き方法が身につきます。
歯を強くする
歯を強くするには、フッ素が効果的です。歯科医院で定期的に塗ってもらうフッ素に合わせ、自宅で仕上げ磨きの時にフッ素ジェルやフッ素スプレーを使うこともむし歯予防につながります。
定期的にプロフェッショナルケアを受ける
定期的に歯科受診し、自己流では取りきれない汚れを除去することや、高濃度フッ素の塗付をすることでむし歯を予防できます。また、初期のむし歯の発見もできるため、重症化を防ぐことができます。
フッ素塗布クーポン券
熊野町では、2歳児を対象に「幼児フッ素塗付体験クーポン券」を交付しています。対象児(平成28年4月2日から平成29年4月1日生れ)には4月に送付しています。町内の歯科医院で利用できます。