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けんこう通信 受動喫煙の影響~子どもたちを守ろう~ 平成31年2月

たばこの煙には、主流煙と副流煙があります。主流煙は喫煙者が吸う煙で、副流煙はたばこの先から出る煙です。たばこを吸わない人でも、たばこを吸う人のそばにいれば、この副流煙を吸い込むことになります。

受動喫煙による病気

大人の喫煙により、発達途中の子どもには様々な影響が起こります。

たばこの煙の影響が最も出やすいのは、鼻、のど、気管・気管支などの空気の通り道になる部分、目や耳など煙にさらされる部分です。受動喫煙により、子どものアレルギー性鼻炎、気管支炎、喘息、肺機能の低下、中耳炎などのリスクが高くなることが分かっています。また、乳児突然死症候群(SIDS)の原因の一つとされています。

分煙について

家庭での分煙の方法として、ベランダや玄関の外で喫煙するということを耳にします。しかし、この方法では、サッシとレールの隙間やドアの隙間からたばこの煙が侵入します。空気清浄機を使っても、たばこの有害物質の9割以上は素通りすると言われています。

また、たばこを吸った直後の息にはたばこの有害物質が残っていることも分かってきました。そのため、乳幼児のいる家庭では禁煙することをお勧めします。

禁煙のメリット

男女ともに一番に感じる禁煙のメリットは、体力の回復です。

その他のメリットとしては

・イライラしなくなる
・血行が良くなり、顔・肌の色が明るくなる
・お肌の状態が改善し、化粧のノリもよくなる
・口臭が改善する
・公共施設や打合せの際にたばこを我慢しなくてすむ
・無駄な出費が減る等があります。

禁煙にチャレンジ

やめようと思ってもなかなか禁煙できないのは、ニコチンに強力な依存性があるからです。

禁煙して体が「ニコチン切れ」になると、「イライラする」「集中できない」など、さまざまな離脱症状が現れます。しかし、ニコチンは禁煙して72時間後に体から抜け、辛い離脱症状も消えていきます。
また、最近では薬局で禁煙補助薬を購入することや、医療機関での「禁煙外来」を利用することもできます。離脱症状の辛さを医師等に相談することができます。
自分の健康や大切な家族のために、禁煙に関心がある方はチャレンジしてみましょう。
 

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熊野町健康福祉部 健康推進課

TEL/082-820-5637   FAX/082-854-8009

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