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令和2年2月 けんこう通信

冬の空気は、冷たさだけでなくとても乾燥しています。
さらに暖房器具を使うことで、室内の乾燥を助長しています。
空気の乾燥は、火事の危険性も高めますが、体への影響もあります。

 

どんな影響があるの?


肌への影響


肌の水分が奪われ、乾燥を招きます。空気の乾燥に加え、この季節は感染症予防のために手洗いの機会も増えるので、手指の乾燥が助長されます。
その結果、肌のバリア機能が低下します。かゆみがおきたり、病原菌の侵入やアレルギーのリスク(経皮感作)が高まります。

鼻・のど等粘膜への影響


粘膜には、病原体から体を守るバリア機能があります。その粘膜のバリア機能が乾燥により低下します。この季節、インフルエンザなどの感染症が懸念されます。

 

どうすればいいの? 

キーワードは、「保湿」です。


(1)スキンケア


肌をごしごし洗うと皮膚への刺激が強いので、石けんなどの洗浄剤をしっかり泡立ててなでるように洗います。
洗った後は、早めに水分を拭き取り、保湿剤を塗りましょう。保湿剤は、強くすりこむのではなく、たっぷりのせるように塗りましょう。
肌荒れのひどい場合は、皮膚科を受診しましょう。
 

(2)部屋の湿度を保つ


加湿器等を利用して、湿度50~60%に保つようにしましょう。
加湿器の水は、水道水を利用し、カビや雑菌の繁殖を防ぐために1日1回はとりかえましょう。
 

(3)マスクの着用


マスクを着用することで、ウイルスや花粉から身を守るだけでなく、呼気によりマスク内の湿度が上がり、鼻やのどを加湿する役目もあります。


(4)水分補給


のどを直接潤し、バリア機能を保ちます。
夏に比べ、のどの乾きを感じることが少ないため、意識して、水やお茶をこまめに飲みましょう。

このページに関するお問い合わせ

熊野町健康福祉部 健康推進課

TEL/082-820-5637   FAX/082-854-8009

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