熊野第三小学校を訪問しました。まずは、今年採用された先生の授業を参観。2年生の国語科の授業。「ふきのとう」という教材を使って、様子が伝わるように音読を工夫するという学習です。先生からお話を聞くと、前の時間にうまくいかなかったところを修正した授業とのこと。良い授業を創っていこうという「やりたい！！」が感じられます。子供たちも主体的に活動することができていました。子供たちの良いところをしっかりとほめる指導で気持ちが良かったです。

　その後は和田校長先生と面談。5年目となりましたが年々充実した学校経営になっています。常に子供を基点として物事を考える和田校長先生の思いが、確実に教職員、子供、保護者、地域の方々に拡がっています。今年は「やりたい！！」があふれる学校づくりをテーマに、子供たちの良いところを伸ばすポジティブな行動支援を通して、「学びを深める子」の育成に取り組まれています。授業では子供たちの「やりたい！！」を引き出すために、子供たちが自ら学習方法等を決めていく選択肢のある学習を進め、子供たちの「分かる・できる・やりたい力」を付けようとされています。またコミュニティ・スクールの取組もさらに充実させ、学校が「触れ合い」「憩い」の場となり、豊かな教育活動が展開されるよう進めていかれるとのこと。今年の熊野第三小学校は子供たち、教職員、保護者、地域の方々の「やりたい！！」があふれた学校になると確信しています。

　    　　　　　　　　　　　　　　                                                                   熊野町教育委員会　教育長　平岡　弘資