令和3年度 鳥獣被害対策 ~萩原モデルほ場での取り組み~
○令和3年度 ふぁーむ我花咲(わかさ)の取り組み
鳥獣被害防止対策に取り組む「ふぁーむ我花咲(わかさ)」(代表 庄賀 深雪さん)が、広島県、熊野町、安芸農業協同組合が共同で設置した有害鳥獣被害対策モデルほ場では、女性の力でも簡単かつ安価に設置できるようダンポールや結束バンド、防草シートを組み合わせた電気柵を周囲に巡らせています。
被害防除柵を検討されている方の参考となるための設置モデルや地域が取り組む鳥獣被害対策モデルとして活用されています。
モデルほ場周辺は、山のすそ部に位置し、住宅団地に近接しているにも関わらずイノシシによる被害が絶えない地域です。
令和3年2月には、広島県からワイヤーメッシュの提供を受け、設置しました。
2.5aのモデルほ場を4.5a近くまで拡大し、電気柵とワイヤーメッシュのそれぞれの効果を検証できる場にもなりました。
春先には、耕起等を行い、6月には前年度に続いて、特産の黒豆を苗植しました。
その後、真夏の暑い時期や不安定な天候が続く中もふぁーむ我花咲(わかさ)の皆さんが、定期的な点検や管理をされ、イノシシの侵入を防ぎ、10月14日には関係団体やボランティアの方も協力され、収穫作業を行いました。
掲載しているのは、収穫作業に協力された方の集合写真とその作業中の写真です。
当日は、NOSAI広島の方がふぁーむ我花咲の取り組みについて取材に訪れていました。
栽培した黒大豆は、10月20日にえだまめとして小学校の児童たちに提供されました。
関連情報
ダウンロード