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けんこう通信 こころの健康を守るために 平成31年3月

平成30年7月豪雨災害は、誰もが経験したことのない、大きな災害でした。
大きな災害などでショックを受けたこころは時間と共に変化し、回復へ向かっていきます。
 

災害後のこころの動き

●茫然(ぼうぜん)自失期(じしつき)

 強いショックで茫然自失となり危険をかえりみない行動に出たりする。

●ハネムーン期

被災者同士が強い連帯感で結ばれ、助け合い、温かいムードに包まれる。

●減滅期(げんめつき)

疲れがピークとなり、やり場のない怒りから様々なところへの不満が噴出する。トラブルや心
身の不調が現れやすい。

●再建期(さいけんき)

日常が戻り始め、生活の立て直しへ向かい始める。

 

すべての人がこのような変化を経験するわけではありませんが同じようなパターンがみられます。
回復には長い時間が必要になります。無理に忘れようとすると逆効果になることがあります。ゆっくり時間をかけて日常を取り戻すようにして、できることから取り組んでみてください。
 

こころとからだの変化

次の項目で、自分自身の健康状態を確認してみてください。

●からだの調子について

□眠れない、朝早くに目が覚める。
□熟睡感がない。
□食欲がない。
□疲れがとれず、体がだるい。
□何もないのに胸がドキドキする。
□悪い夢、変な夢ばかり見る。

●気持ちについて

□悲しさや寂しさが強い。
□イライラしやすくなる、怒りっぽい。
□気分が高揚してしまう。
□好きなこともやりたくない。
□物音などに敏感になる。
□悪いことをしたように感じて自分を責める。

●行動について

□決断力が鈍くなった。
□人に会うのが面倒くさくなった。
□涙もろくなった。
□飲酒量が増えた。
「ともにまえへ」より抜粋

自分自身や周りの人に、現在もこのような反応が続いていたり、日常生活に影響があると感じる場合は、保健師等に相談してください。健康相談でも相談できますのでご利用ください。
 

 

このページに関するお問い合わせ

熊野町健康福祉部 健康推進課

TEL/082-820-5637   FAX/082-854-8009

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