広島電鉄（株）を訪問しました。

　1月19日、広島電鉄株式会社を訪問し、椋田社長に新年のごあいさつをいたしました。椋田社長には筆の里工房の館長に御就任いただくなど、町政に対し多方面にわたる御支援と御協力をいただいています。
　筆の里工房では本年、「竹久夢二の詩と画の世界」、「アートたけし展」、「筆が奏でる琳派の美」の町制施行100周年を記念する3本の魅力的な記念展を順次開催します。この記念展をはじめ他の記念事業へも社としての御支援をお考えいただいており、心から感謝を申し上げました。
　この会談では、本町の今後の観光行政についても話がおよびました。オバマ前大統領の来訪や2つの世界遺産への関心の高まりなどにより広島県の観光客は増加していますが、その9割近くは日帰り客です。観光の経済効果を高めるには滞在型、着地型の観光地となることが求められますので、伝統的工芸品熊野筆の筆づくり体験や筆の里工房での筆の世界の体感などを組み込んだ観光モデルコースなどはそれに寄与できるものと考えております。
　こうした私の考えにも真摯に耳を傾けていただき、社として御検討いただくとの心強い言葉もいただきました。
　本町の地方創生に向けた取り組みに対する椋田社長のお心遣いに対し、心からお礼を申し上げます。

 

 

 

       熊野町長　　三　村　裕　史