町長日記:出初式・成人式、クラウドサービス導入への第一歩
新年明けましておめでとうございます。
本年も住民視点に立ち、迅速かつ公平、公正な町政を推進して参りますので、皆様のご理解、ご協力をお願い致します。
さて、本年も1月12日に出初式と成人式を挙行しました。
午前中に町民グランドで実施された出初式におきましては、多くのご来賓の臨席のもと、熊野町の消防団と安芸消防署が出動し、観閲式、消防訓練を実施しました。
町長挨拶と訓練の様子
大変、寒い中の出初式であり、消防団員、安芸消防署の皆様に感謝申上げたいと思います。
消防団の皆様にはこの1年間、住民の安全、安心な生活を守るため、ご尽力いただきたいと思います。また、広島市消防局の梯子乗り、消防音楽隊も華を添えていただきました。厚くお礼申上げます。
広島市消防音楽隊の演奏と梯子乗りの様子
午後から町民会館で実施された成人式におきましては、180人の新成人が出席し、盛大な成人式になりました。
新成人の皆さんとの記念写真
式は厳粛に行われ、新成人の方々も立派な態度で式に臨まれました。お世話された新成人の実行委員会の方々に、深く感謝申上げたいと思います。
新成人の皆さんは、これからそれぞれの人生を歩まれると思いますが、いつも前向きな心を持って、未来に羽ばたいてください。心から応援しています。
新成人の皆さん、頑張ってください。
平成26年1月15日 廿日市市役所において開かれた「情報システム共同利用推進会議役員会」に出席し、今後、このクラウド共同利用に参加することとしました。
「広島県市町情報システムの共同利用に関する協定書」へのサイン
現在、県内自治体におけるクラウド利用(※)にあたっては、広島県を含めてその推進が行われており、まずは先行グループとして廿日市市・江田島市・北広島町・安芸太田町の4市町がクラウド共同利用を目的に協議を進めてこられました。そして平成26年1月6日には、安芸太田町がこのグループで初の利用を開始されたところです。
「情報システム共同利用推進会議役員会」の様子
当初、熊野町は、このクラウド共同利用についての協議への参加については、現在の単町システム導入直後であったこともあり見送ることとしていました。
しかしながら、今後の自治体の事務のあり方や災害対策、そしてもちろん費用削減効果等を総合的に勘案した結果、次期システムは、クラウド共同利用が適当であると判断するに至りました。
そこで後進ながら先行4市町のグループに加えていただくこととし、県内5市町での新たな協議会のスタートとなりました。これにより、熊野町においては、平成28年4月からのクラウド共同利用に向けて準備を進めていくこととなります。
現在、国においてもクラウド利用を推進しており、こうした大きな流れは今後ますます加速していくものと思われます。熊野町としてこの早い段階での判断が良い結果を生むものと信じ、円滑なクラウドシステム導入に向けて、今後も努力してまいります。
熊野町長 三村 裕史
※自治体におけるクラウド利用(概要)
事務処理に必要なシステム(データサーバーやソフトウェア)を、自治体の庁舎等ではなく、他の安全な場所に設置し、インターネット回線を通じてシステムを利用する方法。事務に必要なデータは外部のデータセンターにあるため、災害等で自治体が被害を受けた場合でも事務の継続に影響が少ない、新たなサーバー機器等の購入・管理が不要、セキュリティ向上などのメリットがある。
この仕組みを複数の自治体が同じシステムを共同で利用することで、先述のメリットに加え、システムの運用に必要な費用(大規模なシステム改修時など)を参加自治体で負担しあえるため、経費削減効果が見込まれる。