熊野町民生委員・児童委員 活動の紹介
民生委員・児童委員は、地域の皆さまの笑顔と元気をつくるため、地域部会、高齢者部会、児童部会の3部会を設置し、様々な活動を行っています。
地域での活動
熊野町では、地域で暮らす住民が主体となって福祉のまちづくりを推進していく組織地区社協を町内全域(13地区社協)に設置しています。
民生委員児童委員は、地区社協の核となり、老人クラブ、女性会、子ども会などと協力して、ミニ・デイホーム(ふれあいサロン)、一人暮らし高齢者巡回相談活動、多世代交流活動など様々な活動を展開しています。
関連情報
熊野町社会福祉協議会
高齢者福祉施設への慰問
町内のデイサービスセンターやグループホーム等にコーラスの慰問活動を行っています。
童謡、なつメロ等10曲ほど利用者の方と一緒に歌います。
施設の方の話では、高齢者(特に認知症)の方は、古い唄は時々想い出されるとのことです。
実際に、みんなで簡単な踊りを交えて唄を歌うと、おだやかな表情で口ずさんでおられました。
学校訪問・あいさつ運動
毎年、春と秋の2回、町内の小中学校の正門に立ち、あいさつ運動を行なっています。
また、年1回各小中学校を訪問し、授業、掃除風景等を見学し、先生方との意見交換も行なっています。
これは、地域で健やかな子どもの育成を図るために行なっているものです。
災害時要援護者避難支援制度にも協力しています
《災害時要援護者避難支援制度とは》
災害が発生したときに避難場所へ自力で避難できない高齢者、障害者等に対し、安全に避難できる仕組みをつくる取り組みです。
なぜ災害時の避難支援が必要なの?
平成7年1月に起きた阪神・淡路大震災で救出された生存者のうち、その大部分は自力または家族や隣人など地域住民の自助・共助による救出であったという調査結果が出ています。
また、平成23年3月に日本を震撼させた東日本大震災では、多くの自治体において行政機能が麻痺する事態に陥りました。このような災害に迅速に対応するためには、地域の支え合い、助け合いが必要になります。
このため、本町では、平成23年度から、災害時要援護者台帳システムを導入しています。
支援者登録には、民生委員が各家庭を一軒ずつ訪問し、制度の説明および協力と、「緊急時連絡カード・災害時避難支援プラン」のカードの普及活動に活躍しています。
健やかに育つ環境を 子どもたちのために つくります
学校と家庭をつなぐ 主任児童委員
民生委員の仕事が地域の福祉活動すべてに関するのに対して、主任児童委員は子どもの福祉に特化して活動するものです。
児童福祉を専門に担当する「主任児童委員」は担当の民生委員と一緒に支援活動を行っています。
児童福祉関係機関や教育機関などの調整役でもあり、保育所や学校からの相談にも応じます。
また、子育て支援センターの行事に関わるなど、子どもたちを見守りながら子育ての中の保護者を支援しています。
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