シリーズ合併26

平成15年12月現在、県内において、既に合併をした市町村および、合併に向けて任意協議会、若しくは法定協議会を設置している市町村を表しているのが、下図となっています。

平成15年中に合併をした市町村としては、新市町、内海町が福山市へ、佐伯町、吉和村が廿日市市へ、下蒲刈町が呉市へそれぞれ編入合併しています。また、新設合併としては、大崎町、東野町、木江町が大崎上島町として合併を行っています。

県内では、任意・法定協議会を17の地域で設置しており、全てが合併を済ませると、25の市町が存在することになります。その中でも新設合併を予定しており、新市町名が決定したものについては、図中に示しています。

合併問題は、住民の皆さんの生活に直接影響を及ぼす、大変重要な問題です。そのため、合併協議会設置後の具体的な調整に入ると、各自治体の意向の調整が困難となる場合が見受けられます。

海田町では、合併調印後に町議会で合併関連議案が否決され、合併問題が先送りされています。また、大和町では、東広島市への編入合併という方針を改め、三原市への新設合併を表明しています。しかし、今までのごみ処理などの広域行政組合等の問題を抱えています。さらに、生活に密着した問題は宮島町でも発生しています。

これらのことからも、合併問題は難しい問題であり、地域の将来をしっかりと考え、慎重に取り組む必要があります。

 

熊野町では、近隣市町との行政制度の比較を各公民館、ふれあい館、各健康センターに合併関連資料コーナーを設けて資料を備え付けていますので、合併を考える上での一つの資料としてご覧ください。

また、疑問点などがあれば、役場企画課へ気軽にお問合せください。

問合せ先：熊野町　企画課(TEL082-820-5602)

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(2003年12月24日更新)