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熊野町の道路整備状況と道路行政について  シリーズ:市町村合併 10


 

 3月に実施した合併問題に関するアンケート調査において、朝夕の交通渋滞の解消、歩道の拡幅、町内の狭隘(きょうあい)な道路の整備などに対するご意見を多数いただきました。

 そこで今回は、本町の道路整備の状況および道路行政などについてお知らせします。

 まず、県道の整備についてのご意見ですが、これは特に、県道矢野安浦線の渋滞に対する不満から寄せられたものと思います。

 県道矢野安浦線の整備については、これまで市街地整備事業との関係もあり、調整を図っていましたが、本町の最も重要な路線であるため、道路整備を優先して早急に整備が図られるよう、県に対し強く要望しています。

 また、渋滞緩和のための新たな路線の計画・整備を進めます。

 次に、町内発生交通などを処理する市街地内道路の整備についても、多数のご意見をいただきました。

 近隣市町との道路整備の状況について比較したものは、表1のとおりです。

 

<表1>


(単位 %)

区  分 熊野町 広島市 府中町 海田町 坂町
道路 舗装率 93.2 93.2 98.8 92.0 89.6
道路改良率 49.1 67.2 68.0 64.7 44.3

※道路改良率:改良済道路延長/道路実延長(改良済道路→幅員4m以上の道路)

 

 本町の道路整備は、舗装率では、他の市町と同水準の整備が行われていますが、道路改良率(幅員4m以上の道路の占める割合)では、坂町に次いで整備が遅れています。

 町道の整備に関しては、部分的ではありますが、徐々に改良を進めています。しかし、道路を拡幅し、緊急車輌の円滑な通行を図るためには、拡幅する土地所有者の皆様のご理解とご協力が必要となります。

 町としましては、今回の道路整備に対するご意見を最重要課題として受け止め、今後も道路行政をより強力に推進します。

 

 本年度以降の道路事業の主なものは、表2のとおりとなっておりますので、ご協力いただきますようお願いします。

 

<表2>

= 主な道路事業 =

路 線 名 内 容
県道矢野安浦線 バイパスの整備
黒瀬方面へのトンネル化
交差点改良
広島熊野道路 熊野トンネルの複線化
県道瀬野呉線 バイパスの整備
交差点改良
町道昭和線 呉市方面へのアクセス整備
(仮)呉地郷原線 呉市郷原方面へのアクセス整備
(仮)新峠線 海田町方面へのアクセス整備
(仮)北部準幹線 北部農道から平谷へのアクセス整備
(仮)深原公園線 県道瀬野呉線と(仮)瀬野呉線バイパスとのアクセス整備

 

 なお、道路整備と合併との関係についても、多くの方が情報を求められていました。県道整備においては、町と一般の市とでは、それほど大きな違いはありませんが、政令指定都市の場合は、事業主体が県から当該政令市に移るなどの違いがあります。

  合併に伴う本町の道路整備におけるメリット・デメリットについては、さらに検討を進め、皆様にお知らせしたいと考えています。


 安芸郡陸地部3町(海田町・熊野町・坂町)の行政比較について、各公民館、中央ふれあい館、西部地域健康センター、中央地域健康センターに「現況比較資料」を備え付けていますので、ご自由にご覧ください。


 

企画課 TEL082-820-5602)

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熊野町総務部 政策企画課

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