平成19年11月14日（水）～18日（日）に、静岡市で開催された、障害者の技能競技国際大会である｢第7回国際アビリンピック｣の精密板金種目で、川本忠夫さん（出来庭）が金メダルを獲得し世界一に輝きました。
　川本さんは、生まれつき聴覚障害があり、父親がその将来を考えて経営していた板金工場で、板金作業の基本を身に付けました。その後、 (株)ミツトヨに入社し、精密板金技術の向上に努められてきました。
　メダル獲得に際し、｢金メダルを獲れた事は信じられませんが、家族、会社、広島県、熊野町の皆さんに喜んでいただき、とても嬉しく思っています。今後は、これまで習得した知識・技能・経験をもとに、新製品の開発、製法改善に力を発揮し、職場の後進の指導育成に精一杯頑張りたいと思います。｣と話されました。