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世界陸上選手権大阪大会男子マラソン5位入賞 尾方剛さん(熊野町出身・中国電力)

粘って猛追 世界5位
 尾方剛さん(熊野町出身)
 「これからも魂を燃やすような走りをしていきます」

 平成19年8月25日(土曜日)に開催された、陸上の第11回世界選手権大阪大会男子マラソンに、熊野町出身の尾方剛さんが日本代表選手として出場されました。
 男子マラソンは大阪長居陸上競技場発着で行われ、午前7時にスタート。スタート時は気温29度でしたが、ゴールする頃の気温はなんと33度まで上昇し、過酷な状況でのレースとなりました。
 尾方さんは、豊富な経験から激しいペースの上げ下げにも惑わされず、冷静にレース展開を読み、39キロメートル手前でスパート。持ち前の粘りとあきらめない走りで、2人の選手と壮絶なデッドヒートでメダル争いを展開し、見事日本人トップの5位に入賞されました。
 また、各国上位3人の合計タイムで争う団体戦でも、パリ、ヘルシンキ大会に続き、3大会連続で金メダルを獲得されました。

 

尾方さんに聞きました

ーやはり過酷なレースでしたか。
尾方 今回ほど蒸し暑いレースは初めてで、その中でペースの上げ下げが激しく、給水は全然冷えていなかったので、肉体的、精神的にタフなレースでした。

ー5位という結果はいかがですか。
尾方 メダルを獲ることが目標だったので、悔しさしかありません。

ーレース前からレース当日まで、熊野では尾方さんの応援で盛り上がりました。そんな町民、ファンの皆さんに一言お願いします。
尾方 レース当日は朝早い中、現地または熊野町で応援していただきまして、大変ありがとうございました。酷暑の中、皆さんの応援から力をいただいたおかげで、苦しくても最後まであきらめず走りきることができました。その反面、期待に応えることができず、申し訳なく思っています。これからも魂を燃やすような走りをしていきますので、今後ともご声援のほどよろしくお願いいたします。

ー今後の目標は。
尾方 レースが終わったばかりなので、今はしっかり疲れをとることです。それからは、次のレースが決まってから考えようと思います。

ーありがとうございました。今後も更なるご活躍を期待しています

14キロメートル付近を力走するおがたさん

▲14キロメートル付近を力走する尾方さん(画面右)

 

みんなで一生懸命応援したよ

 熊野町では、レース前からレース当日まで尾方さんの応援で盛り上がりました。
 平成19年8月22日(水曜日)、広島市民球場前であった「世界陸上応援たすきキャラバン」で、陸上スポーツ少年団の子ども達30人が尾方さんに応援メッセージを送りました。
 当日は、熊野中や熊野高の陸上部員、町民など約80人が大阪のコース沿道で、赤地に白で尾方さんの姿をかたどったおそろいのTシャツで応援しました。町民体育館でも、約200人が集い、レースの模様を大型スクリーンを見ながら応援しました。観戦していた第四小5年生の佐々木彩さん(川角)は「すごいレースでした。見ててドキドキしました。最後まであきらめないで頑張る姿に感動しました。」と目を輝かせていました。

おがたさんのメダル獲得をいのる女の子

▲メダル獲得を祈る女の子

 

「世界陸上応援たすきキャラバン」で尾方さんに応援メッセージを送る子ども達

▲「世界陸上応援たすきキャラバン」で

 応援メッセージを送る子ども達

おがたさんへのメッセージをたすきに書く子ども

▲尾方さんに届け!
 僕のメッセージ

体育館での応援に盛り上がる参加者

▲体育館も応援で盛り上がりました

 

沿道で応援する応援団

▲おそろいのTシャツ
 を着て沿道で応援!

沿道でおがたコールをおくる応援団

▲応援団が尾方コール

 

 

尾方選手が来庁されました

 平成19年9月18日(火曜日)には、町長を表敬訪問され、「町をあげての応援に励まされ、大変力になりました。応援ありがとうございました。今はしっかり休み、次の目標に向けて頑張るので、ご声援をお願いします。」と語られました。

 

表敬訪問に来られたときのおがたさんの写真

▲表敬訪問に来られたときの尾方さん(画面右)

団体金メダルの写真

▲団体金メダル

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