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その他  筆をはじめて買う場合、どのような方法で筆を選ベばよいのですか?

 筆は、原料である毛のかたさによって剛毫筆(ごうごうひつ=かたい毛でつくった筆)、兼毫筆(けんごうひつ=かたい毛とやわらかい毛を合わせてつくった筆)、柔毫筆(じゅうごうひつ=やわらかい毛でつくった筆)などに、穂首の長さによって長鋒(ちょうほう=長い)、中鋒(ちゅうほう=ふつう)、短鋒(たんぽう=短い)などに分けられます。また、筆の書き味は、使われている毛の原料や組み合わせかたによって違います。筆を選ぶときは、どのような毛(原料)が使われているか知ることが大切です。

大筆の選びかたの4つのポイント

 1 筆に慣れていない方には、剛毫筆(ごうごうひつ)か、兼毫筆(けんごうひつ)が一番使いやすいでしょう。
 2 お店でためし書き(水をつけて書くなど)ができる場合は何種類かの筆をためしてみましょう。
   (
筆の弾力性や、まとまり具合いなどをチェックしましょう。)
 3 半紙に書く場合、穂首の太さが1.0センチ~1.2センチ、穂首の長さが4.0センチ~5.5センチぐらいの筆が使いやすいでしょう。
 4 筆の軸は、手に持ちやすいもの、なじみやすいものが良いでしょう。

小筆の選びかた

 小筆は大きく分けて「漢字用」「仮名用」にわけられます。その他人形の顔などを書く「面相筆(めんそうふで)」とよばれる細長い筆やおきょうを写すための「写経筆」と書かれた筆もあります。このように小筆にも色々な種類がありますが、小学生の皆さんが使うには穂首が太く弾力のある「漢字用」「写経用」の小筆が使いやすいでしょう。

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